タイ「TPP交渉参加」 首脳会談 オバマ大統領に表明

VN:F [1.9.22_1171]
Rating: 0.0/10 (0 votes cast)


東南アジア三カ国歴訪に出発したオバマ米大統領は十八日、タイの首都バンコクでインラック首相と会談した。

 インラック首相はオバマ大統領との共同記者会見で、タイの環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加方針を表明した。
 両首脳は貿易や投資の拡大、安全保障やミャンマーの民主化支援での連携強化で合意。AFP通信などによると、オバマ大統領は「米国は太平洋国家。アジアの国々と経済・政治連携を加速させることが重要だ」と、アジア太平洋地域重視の姿勢をあらためて強調した。
 両首脳はテロ対策や人身取引、災害対応などについても幅広く意見交換。大統領はタイでは民主主義が発展していると政権を評価。
 現職の米大統領として初めてとなる十九日のミャンマー訪問の狙いについて「いっそうの政治改革を促すためだ」と語った。
 首脳会談に先立ち、大統領は病気療養中のプミポン国王を表敬訪問した。
 大統領はミャンマー訪問では、テイン・セイン大統領や最大野党、国民民主連盟(NLD)のアウン・サン・スー・チー氏と会談後、講演も予定しており、市民に民主主義の発展を呼びかけるとみられる。

発信元:http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012111902000105.html

Review

RSS表示パーツ