東南アジア株式=シンガポール・タイ高値更新、クアラルンプール下落

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9日の東南アジア株式市場の株価は、薄商いの中を大半の市場が上昇した。バンコク市場のSET指数は通信株主導で新たな高値を付けたほか、決算期待でオラム・インターナショナル(OLAM.SI: 株価, 企業情報, レポート)が上昇する中、シンガポール市場は終値ベースで5年超ぶりの高値で引けた。

バンコク市場のSET指数.SETIは0.43%高の1621.12と、終値ベースで19年超ぶりの高値を記録。通信・放送大手シン・コーポレーション(現インタッチ)INTUCH.BKは最も活発に取引され、1.7%高。同社がMSCI指数の構成銘柄に加えられるとの見方が背景。

メイバンク・キムエン・セキュリティーズ(MBKET)によると、モルガン・スタンレーの株価指数見直し結果は16日に発表される予定。MBKETは、インタッチが近くMSCIタイの構成銘柄に加えられると予想する。

シンガポール市場では、商品関連商社のオラム・インターナショナルが2.6%高。投資家は、15日発表予定の第3四半期決算が増益になると予想している。

第1四半期純利益が23%増だったパーム油大手ウィルマー・インターナショナル(WLIL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は1.2%高。

クアラルンプール総合株価指数(KLCI)は2日続落で、0.45%安の1766.07。

シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI).FTSTIは0.58%高の3432.78で終了。マニラ市場の主要株価指数PSEi.PSIは0.18%高の7194.43。ホーチミン市場のVN指数.VNIは0.24%高の486.22。

ジャカルタ市場.JKSEは祝日で休場。10日に取引を再開する。

配信元: http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE94800R20130509

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