パナソニックは3月にタイで真空断熱材の生産を始める。現在は全量を国内生産し、自社の冷蔵庫などに採用しているが、省エネ機運の高まりを受けて、世界的に断熱性能の優れた真空断熱材の需要が高まると判断。冷蔵庫用を中心に初の海外生産に乗り出す。付加価値の高い主要デバイスの外販を進めて、白物家電事業の収益基盤強化につなげる。