日本政府はタイ中部ナコンパトム県で高齢者の健康管理、福祉の推進を図る事業に350万バーツの無償資金援助を行うことを決め、15日、在タイ日本大使館で、佐藤重和大使とタイ国立カセサート大学のウティチャイ学長らが署名を交わした。
亀田製菓はタイでの米菓販売を拡大する。これまでは他社ブランドの製品受託など企業向けが主だったが、スイスの大手商社DKSHグループと販売代理店契約を締結。自社ブランドで現地のスーパーなどでの小売販売に乗り出す。国内の米菓市場は伸び悩むが、高成長が続くアジア市場を開拓することで事業拡大を目指す。
反政府イスラム勢力のテロなどが続くタイ南部のナラティワット県バジョ地区で13日未明、数十人の武装グループが軍の基地を襲撃、銃撃戦となり、軍当局者によると武装グループの16人が死亡した。
タイ法務省特捜局(DSI)は6日の記者会見で、1月16日から2月4日にかけ、時計、衣料などの偽ブランド品、音楽、映画などの違法コピーCD・DVDなど1500万バーツ相当を、バンコク首都圏と中部スパンブリ市、東部パタヤ市で押収し、7人を逮捕したと発表した。摘発を行ったのは、バンコク都内のボーベー市場、ランナム通り、ショッピングセンターのシアランシットなど。
パナソニックは3月にタイで真空断熱材の生産を始める。現在は全量を国内生産し、自社の冷蔵庫などに採用しているが、省エネ機運の高まりを受けて、世界的に断熱性能の優れた真空断熱材の需要が高まると判断。冷蔵庫用を中心に初の海外生産に乗り出す。付加価値の高い主要デバイスの外販を進めて、白物家電事業の収益基盤強化につなげる。