「神戸ビーフ」出発式 タイへ初輸出

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タイへ輸出される兵庫県産高級ブランド牛肉「神戸ビーフ」の出発式が31日、兵庫県加古川市志方町の加古川食肉センターであった。業界団体「神戸肉流通推進協議会」(神戸市西区)が開催。神戸ビーフの輸出は、マカオ、香港、米国に続き4カ国・地域目。

 出発式では同協議会の上羅堯己会長(JAみのり組合長)が「神戸ビーフのブランド力強化に努める」とあいさつ。平井力副会長(本神戸肉森谷商店会長)は「海外からの引き合いの強さに対して供給が足りない状況だ。販路拡大が生産意欲の向上につながれば」と話した。

 タイでは、首都バンコクの百貨店でステーキ肉61キロが6月上旬から販売される。価格は国内の1・5倍から2倍程度の100グラム約5千~6千円(邦貨換算)になるという。

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