タイ企業、F&N買収案の期限を1月15日に再延長

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タイの富豪チャロエン・シリワタナパクディー氏は、シンガポールの不動産・飲料グループ、フレーザー&ニーブ(F&N)(FRNM.SI: 株価, 企業情報, レポート)に対する買収案の期限を1月15日に延長した。延長は今回で6度目。72億ドルでの買収を提案している。

チャロエン氏は、関連会社のタイ・ビバレッジ(TBEV.SI: 株価, 企業情報, レポート)とTCCアセッツを通じてF&N株式を34%保有しており筆頭株主。50%以上への持ち株比率引き上げを目指している。F&Nに対しては、シンガポールのホテル・不動産大手オーバーシーズ・ユニオン・エンタープライズ(OUE)(OVES.SI: 株価, 企業情報, レポート)が率いるコンソーシアムも買収提案している。

OUEは昨年11月、F&Nに131億シンガポールドル(約107億米ドル)の買収案を提示した。1株あたりでは9.08シンガポールドルで、タイ側が9月に提示した8.88シンガポールドルを上回る。

OUEのグループは、買収提案の期限を1月14日に延長している。

発信元: http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE90905820130110

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