トヨタ タイで生産大幅拡大へ

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トヨタ自動車は成長が続くタイを世界の生産拠点の中核と位置づけ、近い将来、車の生産能力を現在の1.5倍の年間100万台に拡大すると明らかにしました。

これは、トヨタ自動車が8日、バンコクで開いた現地法人の設立50周年を記念する式典で、豊田章男社長が明らかにしました。
豊田社長は、去年タイを襲った洪水の被害を乗り越えた経験が、強い生産体制の構築につながるとしたうえで、「近い将来、タイの年間の生産を100万台レベルに引き上げていきたい」と述べ、成長が続くタイを世界の生産拠点の中核と位置づけ、年間67万台の生産能力を1.5倍の100万台に拡大する方針を表明しました。
トヨタは現在、タイの自動車市場で販売シェアがトップを占めているほか、タイ国内にある3つの工場で生産した車を、タイだけでなく東南アジアなど100を超える国に輸出しています。
タイではトヨタのほか、いすゞ自動車が先月から新しい工場で生産を始めたほか、日産自動車も新工場の建設を発表するなど、日本の自動車メーカーが生産体制を強化する動きを加速させています。

参照:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121109/k10013362151000.html

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