タイの子どもに絵本を 四日市の竹野さん提供呼びかけ

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 タイ、ラオスで8月に開催される自動車レース「アジアクロスカントリーラリー」に出場する四日市市の自動車修理業、竹野悟史(さとし)さん(39)らが、タイの子どもたちに贈ろうと、絵本の提供を呼びかけている。集めた絵本は、竹野さんたちが、現地に直接届けることにしている。 ラリーは8月11日にタイ・バンコクを出発し、ラオスまでの約3000キロを走る。竹野さんは昨年に続き、四日市市の会社員柳川直之さん(34)とチームを組んで出場する。

 一昨年、ラリーに招待されたレース仲間に同行して、現地を訪れた。その際、家の畑仕事などを手伝い、学校に通えない子どもがたくさんいることを知った。

 自身も4人の子どもがいる竹野さんは昨年、「一人でも多くの子どもが学校に通えるように」とレース仲間とともに、タイで2人が中学校に3年間通える分の学費を集め、国際協力NGO・民際センター(東京)の「ダルニー奨学金」に寄付した。

 支援の輪を広げようと、今年4月に「ダルニー奨学金を支援する会」を設立。ラオスの子ども3人が小学校に3年間通える学費を集めて寄付した。

 今年のレースを前に「タイの子どもたちに絵本を贈ろう」と思いつき、英語とタイ語で書かれた絵本を集め始めた。相談を受けた市社会福祉協議会も趣旨に賛同し、市内のボランティア団体などに協力を呼びかけている。

 絵本集めは7月末まで続ける予定。竹野さんは「タイの子どもたちにたくさんの絵本をプレゼントしたい」と話している。問い合わせはガレージモンチ(059・334・1115)。
発信元: http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news/20130523-OYT8T01485.htm

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