タイ国王誕生日、一般参賀に十数万人

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タイのプミポン国王は5日、85歳の誕生日を迎え、バンコク都内のアナンタサマーコム宮殿のベランダで政府高官や一般国民らの祝賀を受けた。宮殿前のラマ5世騎馬像前広場は国王の誕生日の色である黄色の服を着た十万人以上の国民で埋め尽くされ、感極まって涙を流す女性も多く見られた。

 国王はワチラロンコン皇太子、インラク首相、ソムサック国会議長、パイロート最高裁判所長官、タナサク国軍最高司令官の祝辞を聞いた後、5分ほど演説し、集まった国民に感謝の意を伝え、「善意、親切さ、連帯感を見て、誇りに思い、元気がわいた」「互いに思いやりの心を失わなければ、どのような状況にあっても、国家は無事であろうと希望が持てる」と述べた。

 ベランダには皇太子、シリントン王女ら国王の4人の子どもと、皇太子妃、皇太子の子息らが姿をみせた。バンコク都内の国立シリラート病院に入院中のシリキット王妃(80)は体調不良のため欠席した。

 国王がアナンタサマーコム宮殿のベランダで国民の祝賀を受けるのは即位60周年だった2006年以来。

 国王は2009年9月シリラート病院に長期入院中で、外出の際は車椅子を使用している。5日も式典後、シリラート病院に戻った。

発信元: http://www.newsclip.be/news/20121206_036522.html

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