NTTコムがタイで大型データセンター、現地事業者を買収

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NTTコミュニケーションズは2013年6月4日、タイのデータセンター事業者であるデジタル・ポート・アジア(デジタル・ポート)の株式の74%を取得すると発表した。デジタル・ポートは現在、バンコク郊外の「アマタ工業団地」に、延べ床面積9600平方メートル、収納ラック数1400ラックのデータセンター(DC)を建設中。同DCは2014年6月に稼働する予定だ。

 NTTコミュニケーションズは2013年5月31日に、香港で延べ床面積7万平方メートル(収納ラック数は6000ラック)という「香港フィナンシャルデータセンター」を開業するなど、アジア地域での大型投資に積極的だ。デジタル・ポートを通じて建設を進めるタイの新DCも、タイ国内で最大規模の施設になる見通しである。

 タイの新DC(写真)が立地するアマタ工業団地は、過去に洪水被害が1度もないエリアであり、高い安全性を備えているとする。NTTコミュニケーションズは同DCにおいて、クラウドサービスやコロケーションサービスなどを提供する予定だ。

発信元: http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20130604/481993/?top_tl1

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